SAFFAIRE SKY ENERGY 様  後半

デザイン-2  〜 スケッチ 〜

ヒアリングの中から抽出した「キーワード」を軸に、そのキーワードにふさわしい、またお客さまの希望するイメージを考えながらスケッチを繰り返し、私のイメージを固めていく作業を始めます。
このスケッチの段階で「ボツ」になるもの9割。さらにスケッチを繰り返し「いけそうだ!」と思うものに出会うまで、スケッチを繰り返します。
「いけそうだ!」からボツになっていく案も沢山あり、このスケッチの作業が、一番楽しくもあり、大変な時でもあります。
その中から「これだ!」と思える案に出会う瞬間が、私の心がときめく時です。

目指しているのはカッコいいデザインではなく、お客さまの想いが表れているデザイン。
デザイナーは「お客さまの思い」が「デザイン」に変化していく際のフィルターだ、と考えています。

プレゼンテーション

いよいよプレゼンテーションの日。
「全力を出し切った」という思いと、お客さまは満足してくださるだろうか?という不安と、2つの気持ちが交錯する時間です。
ご覧いただくのは4案。

画像 ー4案の画像ー

A つなぐ
躍動感のある3つのラインは3社を表現しています。 油のバトンをつなぎ、サファイアの「S」が浮かび上がるデザインです。
メビウスの輪を想起させるフォルムで、国内資源循環が続く社会をイメージしています。 3社が強固に結ばれ、脱炭素を目指す強い意志を表しています。

B 先駆者
ブレずに真っ直ぐに進んでいく決意、新しい時代へ進む矢印です。 国内SAFの先駆者として、業界の先頭を走る姿をイメージしています。
廃油収集から精製そして飛行機へ、国内資源循環への願いを「S」の形で表しました。 未来の空がますます青くなりますように。

C 青空
飛行機の窓から見た青空。 飛行機の翼、白い雲をアクセントにして、「S」が浮かび上がります。 SAFという次世代エネルギーにより
「未来もずっと青空が続くように」という願いを込めました。 社名に込めた想いを視覚化し、脱炭素への揺るぎない意志と、未来への願いを込めています。

D 日本国産
日本の象徴「富士山」をモチーフにしました。 「S」のマークは、脱炭素という頂きを目指し登っていく道であり、
美しい自然を守るための資源循環を表しています。 困難な道のりを必ず登り切る、という決意を力強いフォルムでデザインしました。

以上の4案をご覧いただきながら、ディスカッションが始まりました。
カラーやグラデーションについて、このデザイン案が何に見えるか、なぜこのデザインになったのか?など、色々な質問や感想が飛び交いました。
印象的なお話として「ロゴを見ながら、その由来を聞く事はあるけれど、ロゴを決めるために説明を聞くのは初めてです」という言葉。
ワクワクしながら聞いてくださっていることは、嬉しいことです。

ロゴはさまざまなシーンで使われるものなので、大きくなっても、小さくなっても視認性を保てることを考えてデザインしていますが、お客さまからも「例えば、看板など大きくなったり、名刺になったらどう見えるだろう?」という質問もいただきました。

画像 〜名刺写真〜

ここで、手作りしてきた名刺をご覧いただきました。
手にとって見ると、画像で見るより、ロゴデザインがリアルに感じる事ができるので、最近はいつもご用意してきます。
名刺とともに、旗、看板、ポスターになった場合、どのように見えるかイメージビジュアルもご覧いただきました。

画像 〜イメージビジュアル?〜

「どれが一番、我社のイメージに合うか、一般の方が目にした時、どんな印象を持つか、」
当然、どのお客さまも毎回悩まれます。
お返事は、後日いただくことになりました。

そして、決定したのがこちらのデザインです。

画像 〜ロゴ〜

微調整、ブラッシュアップをして、ご納品させていただきました。